にいがたかいごのお仕事-新潟県介護人材支援マッチングサイト

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新潟県介護人材確保支援事業移住支援金
移住した先輩からのメッセージ

EMIGRATION

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長岡市の介護施設へのUターン転職
40代 男性

長岡市の介護施設へのUターン転職
となかいご

Q1.新潟県へUターンしたきっかけを教えてください。

 私は長岡市で高校まで過ごしていました。東京の専門学校に進んでからは、ずっと東京や神奈川など関東圏で介護の仕事に就いてきました。新潟に戻ろうと思ったきっかけは祖母が特別養護老人ホームに入所することになったことと、新型コロナの流行です。実家に戻ることは以前から考えていたのですが、ずっと東京で暮らしているとなかなか踏ん切りがつきにくいものです。けれど祖母のことや親のこと、さらに新型コロナの流行があって「これはなかなか帰ることが難しくなるかもしれない。新潟に戻るなら今のタイミングかも」と、Uターンを決意しました。
 移住支援金については、他県でもUターンに助成金が出るという話は仲間から聞いていたので、新潟県はどうだろうとHPを調べてみたらありました(笑)。私は単身者なので30万円をいただくことができました。ちょっとしたボーナス感覚ですが、諸々の支払いに充てることができて助かりました。
 私はUターンを決めて就職先が決まってから働き始めるまで、有給などを活用して3〜4ヶ月準備期間を頂きました。転職先も事前にそれを受け入れてくれる法人を選びました。しっかりと新潟の暮らしに慣れてから働きたかったのです。

となかいご

Q2.新潟県で働くことの魅力を教えてください。

 長く新潟から離れていたので、正直、雪には驚かされました。実家から勤め先までは車で40分くらいです。東京時代は通勤片道1時間30分ということもあったのでそれ自体は苦ではないのですが、雪道があんなに大変だとはすっかり忘れていました。何時に家を出れば良いのかも悩みどころです。
 ただ、夏の夜の涼しさは格別です。東京では一晩中エアコンなしでは過ごせませんでしたが、実家では扇風機だけで快適に眠ることができます。
 新潟に帰ってきて大きく変わったことといえば、コンビニのお世話になることが極端に減ったこともあります。独り身ということもあり、以前は朝ごはんや昼ごはんなど頻繁に利用していましたが、新潟に帰ってからはめっきり寄らなくなりました。新潟は全部が整っているというか、コンビニに縛られることなく暮らせるのは意外でした。
 車で移動するようになって行動範囲が広がり、高校時代には知らなかったような新潟の魅力にも気づくことができました。十日町の「大地の芸術祭」や清津峡など素晴らしい観光地を知りました。あと、「ぽんしゅ館」で美味しい新潟のお酒をおぼえました。これも大人ならではの楽しみですね。

となかいご

Q3.介護の仕事の魅力はなんですか?

 私は元々保育士を目指していました。けれど当時は男性が働ける職場がほとんどありませんでした。専門学校の恩師の紹介で障がい者施設に就職し、そこから介護福祉士の資格を取得して、以来ずっと介護の現場で働いています。
 現在は長岡市のショートステイで管理者兼相談業務を担っています。トータル的な管理というのは初めてで、責任感も増しました。
 困ったのはご利用者様の言葉がわからないことがあることです。ご年配の方には方言が強い方もいらっしゃり、自分の地域の方言とも違って理解できない言葉があって。スタッフはスムースにコミュニケーションをとっているので、助けてもらいながら慣れるしかないかなと思っています(笑)。
 介護の現場は学びが多く楽しい仕事です。人間、誰もが老いていくわけで、そうなった時に自分がどういうふうに生きていくのか考えるきっかけにもなります。介護未経験の方にもぜひ興味を持っていただきたい仕事ですね。

となかいご

Q4.将来の夢や目標を教えてください。

 先日、久しぶりにビッグスワンでアルビレックス新潟の試合を見ました。2023年はJ1リーグ復帰ということでとても楽しみです。そこで思ったのは、介護とスポーツで連携できないかということです。例えばJ2モンテディオ山形さんやJ1のヴィッセル神戸さんは施設の利用者さんをスタジアムに招待する取り組みを行なっていると聞いたことがあります。高齢の方はどうしても「支えられている」という感覚になりがちです。スタジアムに行けばそういう方たちが選手を、チームを「支える」気持ちになれます。すごく良い循環になると思うんですよ。新潟は20年以上もサッカーで盛り上がっています。高齢の方にもチームに愛着を持っている方はたくさんいらっしゃいます。新潟はそういう取り組みを行うにはぴったりの地域だと思っています。微力ながら力になれれば幸いです。
 プラベートでは、そろそろいい歳なので(笑)病気をせず。自分のメンテナンスをしっかりすること。あとはネットワークを広げることですね。どうしても新型コロナの影響で人との付き合いが制限され、研修などもオンラインばかりでした。せっかく地元に戻ったので、近い年齢や境遇の方と繋がれる機会が持てればなと思っています。

となかいご

Q5.休日はどうやって過ごしていますか。

 食べ歩きが趣味なので、県内あちこち車で出掛けています。最近では長岡市の摂田屋に行ってきました。昔から醸造の町として有名で、大きな酒蔵の隣がコミュニティスペースになっていて、おにぎりなどが売られていました。そういうところで地域の方と触れ合うのが私の楽しみです。思わずいろいろな情報ももらえますし。と言っても、「どこどこのお酒が美味しい」とかですけどね(笑)。日本酒は好きです。新潟のお酒は本当に美味しい。とは言え、まだ長岡「ぽんしゅ館」に何回か通ったくらいの新参者ですが。

福祉業界に転職した方のインタビュー
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