東京に上京した時期に新型コロナウイルスが流行り拡大し始め、その影響により生活が厳しくなったので地元に戻る事を決めました。自分の生まれ育った町が一番環境的にも住みやすく安心して生活できることもありUターンを決めました。

　元々お年寄りが好きなのもありますが、曾祖母が数年前から認知症で祖母が介護をしている状況なので大変さを目の当たりにし少しでも力になりたいと思い、身内だけでなく誰かの役に立ち貢献できる仕事がしたいと思い選びました。

　認知症の方の高齢者の方の生活を支援するグループホームで働いています。自宅の様な雰囲気で共同生活をする、2ユニット１８名の小規模な施設で、一緒にレクリエーションや料理・洗濯など手伝って頂き普段の生活に付添い、見守りや介助したりと利用者の方の生活をサポートしています。

　生まれ育った地域だからですが、都会と違って自然豊かで穏やかなのでとても過ごしやすいです。現在の仕事については未経験の仕事だったので不安も沢山ありましたが先輩職員に支えられながら利用者の方と楽しくお話ししたり、笑顔で「ありがとう」と言われると、とてもやりがいを感じます。今では毎日楽しいのでこの仕事を選んで良かったと思っています。

　いまはコロナウイルスの影響もあり、精神的にも生活にも苦労している人もたくさんいると思います。自分がそうだったのもありますが、大変な時に頼れる身内の近くにいてほしい。育った場所で落着いて暮したい。仕事がしたい。と少しでも考えている人は新潟へのUターンを視野に入れるのもいいと思います。