特別養護老人ホーム みしま園
20代 男性
Q1.新潟県へUターンしたきっかけを教えてください。
Q2.新潟県へUターンしてきて、感じたことを教えてください。
親類との交流が増えました。U ターン後自宅待機の期間を終えて、市内に住んでいる親類の家へあいさつに行きました。その際「息子さんが東京から戻ってきて、お二人(両親)も喜んでいるでしょう」とよく言われたことが印象に残っています。
Q3.現在はどのような施設でどのようなお仕事をされていますか?
現在は特別養護老人ホームに併設されているデイサービスセンターにて、介護職員兼生活相談員として勤務しています。送迎の添乗や入浴介助や排泄介助、レクリエーションの補助などを主に行っています。
Q4.新潟県での暮らしについて、現在のお仕事について、感じていることを教えてください。
「東京に住んでいたときと現在とで特に大きく生活は変わらなかった」と感じています。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、社会全体で生活に対する意識が変化したこともそう感じた理由の一つかもしれません。ただ、送迎業務で地域の様子を観察していると「私が上京する前と比べてやはり過疎化しているのだろうか」と考え、自らの職責を改めて認識することがあります。
Q5.御自身がUターンされた経験を踏まえ、新潟県へのUターンを考えている方へのメッセージをお願いします。
私がU ターンを決意した理由の一つが新型コロナウイルスの世界的な流行でした。「いま戻らなければ、当分新潟に戻る機会を失ってしまうのではないか」と考えたからです。結果として、このタイミングで戻ってよかったと感じることも、もう少しこうすればよかったと後悔することもあります。県内外の往来そのものが難しい時期ですが、情勢に振り回されることなく、落ち着いてゆっくりU ターンの計画をしていただきたいと考えています。
大学進学をきっかけに上京してから10 年が経過し、両親の今後や自らの人生設計のことを考えるようになりました。そして、「30 歳を過ぎてからも東京で暮らすことは現実的ではない。それよりも両親の近くにいるほうがよいだろう」という結論にいたり、U ターンを決断しました。